雪輪文様

雪輪文様
和柄の文様の意味は、日本人の心の歴史を感じます。
*
この”雪輪”はとても人気のある文様です。
*
(以後、ヤフー検索から引用)
ふんわりとしたボタン雪を図案化した文様(柄模様)です。
平成時代から使われてきた文様で雪は五穀の精と言われ、その年が豊作になる吉祥の象徴とされていました。
*
やがて江戸時代に顕微鏡で雪の結晶を見ると、六角形だと知られるようになり庶民の間でも広く使われました。
*
雪輪文様が長く愛された理由は3つあり
①雪はすぐに解けるはかないものあるということから、咲くとすぐに散ってしまう桜を愛する日本人の感性です。
*
②六角形の変形であることです。自然界では六角形は最強の形だそうです。ハチの巣も、亀の甲羅も、人のDNAなども六角形に作られているそうです。
*
③雪輪は丸い円が所々、欠けた文様であるということで「私は完壁な人間ではありません。まだまだ未熟な人間です。もっと精進します。」というメッセージ性を持っています。
*
吉祥文でありながら、華やかさと、謙虚さをあわせ持つぶんようですから、季節や格も問いません。
という深い意味があるとても魅力的な雪輪です。
*
文様の意味を知りより一層この”和”の洋服が好きになりました。